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中小企業のための「非財務情報」を把握&開示しよう!
数字で表わせない情報にも、企業の強みは隠されている。この「非財務情報」を整理し、適切に開示することで、
金融機関対応やブランディング、ひいては採用まで、多くのメリットが得られる。
「非財務情報」とは、決算書のように数字で表わされる情報ではなく、数字には出てこない企業の特徴や強みのこと。このような非財務情報は「知的資産」と呼ばれることもあり、知的資産を認識し、有効に組み合わせて活用する経営を「知的資産経営」という。これは、従業員の能力やノウハウ、顧客とのネットワークなど、数字では見えないものが企業の競争力を生み出すという考え方。「非財務情報」の例は次の通り。
①人の強み
・熟練した技術や経験
・経営者のリーダーシップ
・役員と現場の距離が近い関係
②技術の強み
・独自の製造方法やレシピ
・少量多品種や短納期に対応できる生産技術
③組織の強み
・従業員が長く働き続けられる職場環境
・社内だけでも完結できる生産体制
④関係の強み
・長年続く取引先との信頼関係
・地域社会や地元住民との結び付き
・業界団体や同業者ネットワークへの参加
・顧客からの紹介による新規顧客獲得力
出典参照:企業実務 川北 英貴著
マーケティングとは何か?
マーケティングとは「相手のために考え、相手の言葉で伝えること」
これを実現するために、下記を考える。
①誰が消費者なのか?
②何を伝えるのか?
③その相手にどのような言い方や見せ方で伝えるのか?
④どこで伝えるのか?
⑤そのためにどうしたらよいか?
つまり自分たちが作った商品を「私が美味しいと思うので食べてほしい」ではなく、
「あなた(消費者)が美味しいと思うはずなので食べてほしい」と、主語を「消費者は(が)」に変換して伝えることがマーケティングだと考える。
マーケティングは「消費者を知ること」から始める。価値とは自分が考えるものではなく、消費者が感じるもの。
消費者を知ることで、自身の価値に気づき、その価値をもって消費者に提供すればうまくいくだろう。
出典参照:農家のための売る技術100 角田誠著
報告はスピードが命!
「報告」はビジネスの基本。
ただ「伝える」だけでなく、早く正しく「伝わる」ことを第一に考えることが大切。
1.早めの報告は、会社を守る
良い報告も悪い報告も、できるだけ早く上司に報告すること
2.3割進んだら中間報告を!
時間のかかる仕事を指示された場合は、中間報告を忘れずに!
3.言いにくいことこそ、声で伝えよ!
仕事のミスやクレームは、メールだけで済ませず、直接、自分の声で伝える習慣を!
出典:Business ONE Point News
編集後記
12月2日以降、健康保険証は使用できなくなり、今後は健康保険証として利用登録したマイナンバーカード(マイナ保険証)を利用して医療機関等を受診していただけますが、マイナ保険証をお持ちでない方が医療機関等を受診する際には資格確認書が必要です。