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給与計算で注意!令和8年から始まる新しい「扶養親族等の数」の算定
税額表の甲欄を適用して給与の源泉徴収を行うには、「扶養親族等の数」が必要。この算定にあたっては、令和8年から対象範囲が見直されている。令和8年から源泉控除対象親族という新たな定義になり、生計を一にする16歳以上の親族で、給与年収が123万円以下の方(19歳以上23歳未満は給与年収165万円以下)が対象。ちなみに源泉控除対象配偶者は給与年収160万円以下(本人の給与年収1095万円以下)が対象。
出典参照:国税庁、My Komon
令和7年の年末調整は還付金が多い⁉
令和7年の年末調整では、
①基礎控除額が最大95万円(前年は48万円)になり、給与年収が336万円以下(132万円超)で88万円、489万円以下(336万円超)で68万円、655万円以下(489万円超)で63万円、2,350万円以下(655万円超)で58万円と該当者も幅広い。
②給与所得控除の最低額が65万円(前年55万円)。
③特定親族特別控除が新設(19歳以上23歳未満の親族対象)。
④扶養親族の所得要件の見直し
が影響し、各人の還付金が前年よりも多くなっている。
出典参照:国税庁、My Komon News letter
職場はリーダーの言葉でつくられる
前向きな言葉が、会社やチームの意欲と成果を左右する
リーダーが使う言葉は、自身が思っている以上に影響力がある
投げかけた言葉によって、スタッフのモチベーションは上がりも下がりもする。上司の一言で悩みが消えて、前向きになれた経験のある人も多いでしょう。逆に、使う言葉によってはハラスメントと指摘されることもあるし、それが原因で部下の離職にもつながりかねない。
やる気のあるリーダーは、前向きな言葉をよく使う。するとスタッフも自然とその言葉を真似し、積極性が増し、スピーディーに行動する。結果として業績もよくなる。一方「でも」「だって」「どうせ」とネガティブな言葉から話し出すリーダーの下で働くスタッフは消極的な気持ちになり、職場に重い空気が漂う。人の体が食べ物でできているように、思考と行動は日々の「言葉」で形づくられる。
職場の空気は指示や命令では変わりません。
リーダー自身が使う「言葉」が会社やチーム運営の要となる。
出典参照:企業実務 岡本文宏著
3つの視点で乗り越える!人手不足対策ハンドブック
「忙しくて仕事が回らない」
「もっと人がいれば売上を増やすことができるのに」
「求人を出しても応募が来ない」
そんな状況にお悩みでは?
①人材採用(=人を確保)
求める人材をイメージ出来ているか?
自社が求人を出していることをしっかりPR出来ているか?
ホームページを整備しているか?
求人原稿を工夫しているか?
②人材定着(=人が辞めない)
人材定着に重要な要素は、「働きやすさ」と「働きがい」。
従業員の意見やニーズを確認しながら、導入できる制度を取り入れてみましょう。
「この会社で成長出来ている」と感じる従業員は長く働く傾向にある。
定期的に従業員と共にフィードバックを行う。
③省力化(=少ない人で回す)
業務効率化 → 日々の業務のムダを減らすことで、効率的に業務を行うことが可能。
定型作業はテンプレート化やデジタル化、「やめても問題ない業務」の洗い出し。
業務手順のマニュアル作成(業務の流れが理解出来る程度で良く、写真や動画で撮影したものでも十分)。
外注や他企業との協同、副業人材の活用なども検討しましょう。
出典参照:3つの視点で乗り越える!人手不足対策ハンドブック 日本政策金融公庫 国民生活事業
編集後記
12月に入り、寒暖の差が激しい日が続いています。インフルエンザが流行っていますね。栄養のある食事を取り、十分な睡眠を確保することが一番近道です。今年の漢字は「熊」「米」「高」。皆様の漢字は何でした?年末に1年を振り返り考えるのも良いですね。