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10月から各都道府県で地域別最低賃金額が変わります
福岡県は10月頃から1055円(改正前は992円)※予定
中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)は8月4日2025年度の最低賃金の目安を全国の加重平均で時給1118円にすることで決着した。現在の1055円から63円の引き上げとなり、過去最大の増加幅となる。引き上げは23年連続となる。伸び率では6.0%だった。全都道府県で1000円超となる。
出典参照:日本経済新聞、厚生労働省
10月から変わる19歳以上23歳未満の健康保険の被扶養者に係る認定
健康保険の認定対象者の年間収入について、現状、年間収入に係る認定要件の額が130万円未満であるところ、
認定対象者(被保険者の配偶者を除く。)が19歳以上23歳未満である場合にあっては150万円未満として取り扱うことが正式に決定した。この取扱いは、2025年10月1日から適用されることになっている。
年齢要件(19歳以上23歳未満)の判定については、所得税法上の取扱いと同様、その年の12月31日現在で行う。
出典:My Komon
マイナ保険証のない従業員等への資格確認書の発行
2025年12月1日で健康保険証の利用が終了する。
医療機関等を受診するとき、マイナ保険証をお持ちでない※場合は資格確認書が必要になる。
※マイナンバーを持っていない場合のほか、マイナンバーを持っていてもマイナ保険証の利用登録を行っていなかったり、有効期限切れの場合。
出典:My Komon・厚生労働省
社長は、何をすべきなのか?
世の中で一般的に言われている「社長の仕事」
①大枠の計画を練ること
②決断すること
③資金の管理・調達をすること
④従業員の労働環境を整え育成すること
⑤大口の契約を決めること
⑥社員のメンターとなること
⑦フロントマンとして露出すること
⑧責任をとること
本当におさえるべき「社長の仕事」とは?
会社を永続させるために必要なすべてのことをすること。
一時的な成功ではなく、継続的な成功を目指そうとする社長。
一時的な成功に酔うことなく、過信せず、実力を高めようとする。
自分を見つめ、自分に向き合うことが社長の仕事の第一歩。
出典:「社長の仕事」とは?自らに問うべきこと 抑さえるべきこと 浜口隆則著
編集後記
現下の厳しい人手不足の状況における就業調整対策等の観点から、19歳以上23歳未満の人が給与収入を150万円まで得たとしても、その親等が特定扶養控除と同額(63万円)の所得控除を受けられるようになっていた。さらに上記の通り、社会保険の被扶養者にも該当することとなった。